ポーランド アウシュヴィッツ : 展示品 パート1
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 収容者らが運ばれてきた様子の写真。
 遠方から貨車に詰め込まれて何日もかけてこのアウシュヴィッツに着く。

 やっとの思いで到着するも、貨車の扉を開けると
すでに息絶えた人々が倒れ出てくる・・・まさに殺人列車だ。

 しかし、生き延びた人たちを襲う恐怖は、これから始まるのだった・・・。
 この模型はたしかガス室か飢餓室の模型だ・・・。

 地下の部屋へ多くの人が入れられ、何の食料も与えられないまま、
ただひたすら死を待つ・・・それが飢餓室  
 極限状態まで追い込まれた状態で、人々は何を考え、どのように死んでいったのか。

 また、同じように出口の無い地下室へ詰め込まれ、
天井から降り注ぐガスで苦しみもだえながら、我が子を抱いて死んでいった人々・・・

 殺された人々の無念を思うと、胸が苦しい・・・。
 これが多くの人々の命を奪った毒ガス薬 「チクロンB」

 薬品その物は顆粒の物で、水と混ぜて霧状に噴霧し、
それを吸うと死に至るという物だったと記憶している・・・。
 劇薬にドクロマークなんて、マンガの世界だけでしか見る事がなかったが、
こうして実物を目の当たりにすると、笑えるような物ではない・・・。
切り取られた、おびただしい髪の毛

 中には三つ編みのままの
長い髪の毛もある・・・。

 殺されてから切り取られたのか、
切り取られてから殺されたのか、

 どちらにせよ、
髪の主はもはやこの世にはいない

 
 歯ブラシや、その他のブラシ・・・。
 ここに連れて来られた人々は
新天地での新たな生活を夢見て、
騙されて連れて来られた。

 住んでいた土地を捨て、
生活用品の全てを持って
辿り着いたのが殺人工場・・・。

 あまりにむごい・・・。

 
 無造作に殺された後も、
供養などされるワケが無く・・・

 義手や義足など、
ありとあらゆる物が
剥ぎ取られてていった。
 中には子供の靴もある・・・

 人の親として、幼い子供の
命が何の理由も無く、無造作に
奪われたことに、深い悲しみを抱く
 幼い子供のかわいらしい洋服



言葉が出ないどころか、
直視するのもツライ・・・。
 何のためにここまで・・・。


 そんな言葉が何度となく・・・。
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